選択

日記

 こんばんは。もう夏も終わりですね。まだまだ暑いですが。

 四季の中では冬が一番好きです。夏の終わりはそんな冬に向かう秋、ということで哀愁あってなんだか好きです。ひぐらしの鳴き声なんかを聞くと季節感を感じます。どうでもいいですが、「ひぐらしのなく頃に」という作品も好きです。

 さて、お盆休み明けから結構バタバタしていました。色々変化や考えること、やることも多く大変でした。まだ終わったわけではないのでもうしばらく続きそうですが、小さな山一つは越えたかなという感じです。

 その中で思ったことが、選択についてです。まったく自由が無いのもつらいので、基本的に自由であればあるほどいいと考えられますが、完全に自由だと何をやっていいのかよくわからなくなると思います。完全な自由ということは基本的にあり得ないので、実際はいくらか制約があって、その制約の中で考えられる有限の選択肢の中から何らかの判断を下すものと思います。哲学者であるウィトゲンシュタイン的に言わせれば、そもそも言語で思考された選択肢である以上、言語で表現できるものの選択肢でしかない、となるんでしょうか。難しい話です。

 実は、この記事を書いていて、書いては消してを繰り返していました。どう書くのがいいのかなーと悩みながら書いています。冒頭でも少し書きましたが、ざっくり言うと仕事やそれ以外のことでいろいろ大きな選択をすることが多かったです。ただ、具体的に書いていると「これはさすがにプライベートすぎる内容では?」となったりして消したり書き直したりしていたという感じです。なんだか変な含みを持たせる感じになってしまってごめんなさい。結局以降の段落でも具体的なことは書かないことにしました。

 ひょんなきっかけで最近GARNET CROWの「夢みたあとで」という曲を聞きました。2002年頃の名探偵コナンのEDです。その歌詞の中でこんな部分があります。

望まなければ失わないのに

求めずにはいられないよ

どんな未来がこの先にあっても

  この曲自体は恋愛ソングだと思うので、この歌詞の意味するところはこういうことなんだと推察されます。たぶん友達?の関係で続けていけば今のような楽しい時間を失うことはないんだろうけど、たとえ振られるとしてもその先の関係を求めずにはいられない的なことだと思います。

 この曲を聴いて、最近の自分のいくつかのシチュエーションと合致するなと思いました。

 例えば仕事でいうと、今やっている業務をやっていれば土台もあるし慣れてるし成果も出しやすいんだけど、より大きな挑戦をしようとするならその状況を失わないといけません。新しい挑戦をするということは、その先にどんな未来があるかは全くわかりません。うまくいっていればいいんですが、失敗することもあるでしょう。ただ、「どうせやるなら」とその変化を求めずにはいられないんですね。

 仕事だけでも複数の場面でこのような状況がありましたし、仕事以外でもありました。きっちりと選択し終わって状況が急にガラっとかわるということもないので、今もいくつかは宙ぶらりんだったりもしますが。

 で、なんでそんな話をしているかというと、前回の記事でショート動画の新シリーズを9月半ばくらいに出したいなと言っていたのですが、もう9/15で半ばに入ったのにその準備ができておらず、あんまり余裕なかったんですよ!と言い訳をさせてください……という情けない話でした。ちゃんちゃん。

 ということで目標を下方修正します。9月最終週(29~)にショート動画、10月中頃~終わり頃にロング動画という心づもりでいます。ショート動画は結構作りやすくてストックをため込めています。ロング動画はやっぱり難しいですね。うまく話をまとめた台本を作るのがなかなか大変です。定期的に上手に話をまとめられてらっしゃる解説系のロング動画を投稿している動画投稿者さんは本当にすごいなと改めて思います。

 また少し話が飛びます。

 新シリーズの動画を出すにあたって、中身の裏付けはしっかりしておきたかったので、ここしばらくは改めて投資に関する本を読み漁っていました。最近読んだ2冊がこんな内容だったんです→

「末期がんで余命宣告を受けたので、死ぬ前に私の投資手法を残したい」

 別々の人が書いたのにどちらもこんな動機で書かれていて、「うおおおお!!投資の勉強するぞーーー!!!」ではなく「そうか……」となんとも言えない気持ちになりました。なんなら片方は投資とは関係なく遺言書を書く上での注意点についてまで書いてあるし。

 こういう話を聞くと、自分もいつ死ぬかわからないよなとしみじみ思いました。本当にたまたまですが、最近投稿したタロット投資のショート動画が「死のカード」についてですね。

 ここ十数年くらいは死ぬ前に何が残せるのだろう?というのをぼんやりと考えていました。考えてもこれといったものはないんですが(一つだけ「これは」というものがあるのですが現状結構難しいです……がんばります)、これからも考え続けていこうと思います。

 「死」関連でいうと、昔、後輩がこんなことを言っていたんですよね。「太く短く生きたい」と。どうも「細く長く生きる」としても細ければ中身が薄く意味がない、であるならば短くてもいいから太く生きていきたいとのことでした。立派な考え方だと思いました。ただ、それを聞いて私はこう言いました「俺は太く長く生きたいかな!」。強欲ですね笑。

 とはいえ、可能性があるのであれば追い求めたいんです。例え、一時的に何かを失ったり損したりしたとしても、どんな未来があったとしても。最良の結果を求めずにはいられません。

 ……なんてね

 強引に「夢みたあとで」の歌詞に繋げられたということで、この記事を終わります。以上です。

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