
こんにちは!投資/占い系Vtuberの望月ういのです。
占いで使われるタロットって結構色んな分野で学びになる教訓を与えてくれます。今回はタロットの大アルカナの2番[女司祭]のカードが教えてくれる教訓を投資に活かすには?というテーマで記事を書いていきます!
タロットの「女司祭」のカードについて解説
女司祭のカードはこんな感じにの絵のカードです。

ぱっと見の印象は「清廉潔白!」という聖なるものという雰囲気がするカードですよね。
前回の魔術師は一言でいうと「これ!」という感じで言えましたが、女司祭のカードは一言で言うのが難しいです。いろんな例を出しながらニュアンスを説明していきますね。
女司祭のカードは、ざっくり言うとアイデンティティに関わる教訓になります。アイデンティティって少し難しい言葉ですが、要は「私ってなんだろう?」という感じのお話です。
「私って何なのか?」ってとても難しいテーマです。
初めて会う人に会った時、自己紹介しますよね。「私はこういう名前で、こういう仕事をしていて、趣味はこうで……」という感じで。具体例として、私「望月ういの」で自己紹介をやってみます。
はじめまして。私の名前は「望月ういの」と言います。Vtuberとして、投資や占い関連の動画を作って発信する活動をやっています。
お金に関する知識を伝えることで、経済的に豊かになる人が増えるといいな~とか、占いなどを通して悩みとかが軽減されて心理的に楽になってもらえるといいな~なんて考えながら活動をしています。
趣味や好きなものは色々ありますけど、ポケモンとかボードゲームとか麻雀なんかが好きです。
……自己紹介はこの辺りで止めておきます。この自己紹介をもとに少し考えてみます。
例えば、趣味で麻雀と書きましたが、麻雀をやらなくなったら私は私でなくなるのでしょうか?
ポケモンが好きと書きましたが、ポケモンを好きでなくなったら私ではないのでしょうか?
趣味から離れてみます。私はVtuberとしての姿(下図)がありますが、これと全く違う姿に変わったとしたら……なんならVtuberでなくなったとしたら私は私ではないのでしょうか?

こう、そういった肩書みたいなものをボロボロ剥がしていっても私は私ですよね。なんとなく言っていることは伝わっているでしょうか。
じゃあ、私って何だ?
答えはたぶん考えても出ないかもしれません。
そんな答えが出ない問いに対して「女司祭」はどんなメッセージを伝えているんだ?という話になるのですが、さっき肩書を外していく例えで行ったようなものの”逆”で考えてみてはどうか、と言っています。ちょっとまだピンとこないと思いますが、もう少し説明しますので、そのまま読み進めてもらえればと思います。
女司祭のカードをもう一度見てみてください。手元にTORA(トーラ)と書かれた書物があるのがわかるでしょうか。これは「◯◯してはならない」というのがたくさん書かれた法律書です。
先ほど、「私はこういうものである」という肩書きみたいなものを外していっても私ってなんだろう?とよくわからなくなったと思いますが、逆に「何かをしないことが私に繋がるんじゃないか」という考え方です。
例を出して説明しますね。先程、私の自己紹介をしました。その中でお金に関する知識を伝えることでそれを聞いた人が経済的に豊かになることに繋がるといいな~と思っています、と書きましたよね。そんな私が”怪しい頭囲商品を紹介してみんなからお金を集める」みたいなことをやり出したら、それはもはや私ではなくなるのです。たぶんみんなはそんな私を見て
「あいつは悪魔に魂を売った」
と思うと思います。
他の例を出します。サッカーの例がとてもわかりやすいと思います。
スポーツってちょこちょこルールが変わることがあるじゃないですか。サッカーだとフィールドのサイズがちょっと変わるとか試合時間がちょっと変わるとか、将来にわたってそんなことありそうじゃないですか。
ですが、ボールを手に持って走っても良い、というルールに変更されたらみなさんはどう思いますか?「それってもはやサッカーじゃなくない?」って感じると思うんですよね。
論理的に考えると、先程の「試合時間が変わる」というルール変更も「ボールを手に持って走って良い」というルール変更も違いは無いです。サッカーのルールをちょっと変えただけでサッカーはサッカーです。サッカーと呼んではいけない理屈は無いでしょう。……不思議ですよね。
つまり、なんとなくみんな共通認識として、キーパー以外ボールに手が触れてはいけない、というものがサッカーのアイデンティティなんだ、ってなっているということなんですね。
「◯◯してはいけない」というところにアイデンティティが隠れているかもしれない、という「女司祭」の伝えようとしていることがわかりましたでしょうか?ここまでの説明を読んで改めて「女司祭」のカードの絵を見てみてください。なんだか穢してはいけない聖なるもの、穢してしまっては私が私でいられなくなる、そんな絵に見えてきませんでしょうか。
「私」というアイデンティティを穢さないように清廉潔白でいましょう。
これが「女司祭」のカードのメッセージなのです。
「女司祭」の教訓を投資に活かすと?
さて、じゃあこの「女司祭」の教訓を投資に活かす場合どう考えれば良いでしょうか?正直私も悩みました。
もし何か良さそうな考えがあればマシュマロなどでコメントしてもらえたら嬉しいです。
一応、現時点で私が思っていることをここに記載しますね。
インサイダーとか投資詐欺とか欲に眩んでこれをやっちゃ自分が自分で無くなるな、と思うことはやりなさんなよ
です。
まあ、この辺りのものは法に触れるので当たり前にやっちゃいけないことではあります。「女司祭」のカードの「これをやったら私が私で無くなる」という線引のラインは人によってまちまちです。私の場合は、大してピン来ていない投資関連の話をプロモーションして欲しいという案件が仮に来たとして、それを受けたりすると私じゃなくなるのかなーという感じです。
動画
動画でも同様の内容を解説していますので、もしよければ見てください。
さいごに
いかがだったでしょうか。とっても説教くさいカードだと思ったんじゃないかなと思います。なかなかこんなに綺麗に生きていくことは難しいと思います。時には、その時の欲望やら衝動やらに負けてあとから思い返すと「やっちまったな……」と思うことはあると思います。私もそれなりにあります。ただ、このカードが目に入ったときだけは、「まあ、そうかもしれないね……」と思い直すくらいのスタンスでいいのかなと思います。
次回は3番の女帝のカードになります。女帝のカードは投資と相性がとても良い教訓になっていると思うので、ぜひ次の記事も楽しみにしてください!
本シリーズの記事は下記リンク先で一覧表示されます。
もし今回の記事が面白かったと思った方は、Xで投資関連のポストをしています(日常的なこともポストしますが)し、YouTubeではこのような動画を投稿していますので、XのフォローやYouTubeのチャンネル登録よろしくおねがいします。
記事に対するコメントがあればマシュマロで送って貰えると嬉しいです
マシュマロ
質問・感想・ご意見など送って下さい!