投資について知ることからはじめてみよう! 【タロット[Ⅰ魔術師]の教訓を投資に活かす】

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 こんにちは!投資/占い系Vtuberの望月ういのです。

 占いで使われるタロットって結構色んな分野で学びになる教訓を与えてくれます。今回はタロットの大アルカナの1番[魔術師]のカードが教えてくれる教訓を投資に活かすには?というテーマで記事を書いていきます!

タロットというものについて簡単に説明

 まず、タロットについて簡単に説明します。

 タロットはトランプに非常によく似ています。ルーツが同じとされているのでそれもそのはずです。

 トランプには4つのスート(ダイヤ、クラブ、ハート、スペード)があって、1~10の数字のカード、ジャック、クイーン、キングの3種類の絵札のカードがありますよね。タロットも同じ感じで、4つのスート(ワンド、カップ、ソード、ペンタクルス)があって、1~10の数字のカード、ペイジ、ナイト、クイーン、キングの4種類の絵札のカードがあります。絵札の種類数が違いますが、ほぼ同じですね。

 そして、大きく違う点がこれから述べる部分になります。トランプにはジョーカーがあると思います。これは1種類ですね。タロットにもジョーカーのような切り札カードのようなものがあります。ただし、タロットの方はこれが22種類あります。だいぶ数が違いますよね。

 タロットでは、この22種類のジョーカー的なカードを大アルカナ、残りの数字のカードと絵札のカードを小アルカナと呼びます。

 そして、20世紀始めくらいになると、ゴールデンドーン(黄金の夜明け団)というオカルト結社によって、タロットがカバラの生命の木や占星術などと関連付けられるようになり、その後、占い的な側面が強くなっていきました。

 タロットは大アルカナ22枚、小アルカナ56枚(4スート×(10数字+4絵札))あるのですが、この「タロットの教訓を投資に活かす」というシリーズでは、大アルカナについて見ていきます。前述のように、タロットにはいろんなものと関連付けられるようになって、面白い教訓がそれぞれのカードに意味づけられているので、それを投資にも活かしていこうという趣旨のシリーズになります。

 ちなみにタロットには、マルセイユタロットだとかトートタロットだとかいろんな種類がありますが、本シリーズではウェイト=スミス版のタロットで進めていきます。

タロットの「魔術師」のカードについて解説

 では、この記事では初回ということで、22枚の大アルカナの中の1番の「魔術師」というカードについて見ていきます。

 カードはこんな感じの絵になっています。

 ぱっと見の雰囲気はとても明るい感じがしますよね。なんとなく良い意味のカードな気がする!という印象を受けると思います。

 この魔術師のカードを一言で表すと「はじめてみようよ」となります。

 言ってしまえば「え!?それだけ!?」と思うかもしれません。が、よくよく考えるととても難しいテーマだということに気付かされると思います。

 具体例を出します。

 例えば、Aさんは、これまでキャンプをやっていなかったとします。Aさんは友達から「キャンプやろうよ!」と誘われます。だけどAさんは(いやーめっちゃ行きたいかと言われればそうでもないし、そもそもキャンプ用品揃えるのなんか高そうだしな……)と敬遠しました。

 キャンプだと「いやいや、やりたいよ!」と思う人が多いかもしれないので微妙な例だったかもしれませんが(私は誘われたら行くと思います笑)、似たようなシチュエーションは多いと思います。他には、何かスポーツやろうよと誘われたときに(私運動苦手だしな……)と思ったり、イラスト描こうよ!と誘われて(絵心ないし、そもそもパソコンで書くとかってなったらなんかペンタブとか高そうだし……)となったり、料理楽しいよ!やろうよ!と言われて(食べるの専門だし、調理道具揃えたり、よくわからん食材買っても使い切れなさそうだし……)という感じで例はいくらでも挙げられます。

 これに対して「魔術師」は「はじめてみようよ」と言っています。そしてただ、はじめてみようよと言っているのではなく、「手元にあるものを使って、できる範囲でまずはやってみようよ」と言っているのです。どうしてそう言っているか「魔術師」の絵から解説しますね。

 もう一度上の方にある「魔術師」の絵を見ていただきたいのですが、テーブルの上になんか置かれていますよね。木の棒とコップと剣と金貨のようなもの。実はこの4つはタロットのスートである、ワンド、カップ、ソード、ペンタクルスを表しています。そして、この4つというのは四元素(火、水、風、地)にそれぞれ対応しています。ワンドが火、カップが水、ソードが風、ペンタクルスが地ですね。

 そもそも「四元素ってなんやねん!」というお話なのですが、これは大昔の人がこの世界はこの四元素でできていると考えていたというところから来ています。物質を構成する最小単位ってことですね。今は科学は進んで物質を構成するのは、分子だったり原子だったり素粒子だったりと、どんどん小さなものがわかってきています。火、水、風、地ではないですね。科学が進んでいなかった大昔のお話なので、科学が発展する初期の昔の人はそう考えていたと思ってもらえれば良いと思います。

 さて、話を「魔術師」に戻します。「魔術師」はこのテーブルの上にある四元素を使ってこれから何かを作ろうとしています。先ほど解説したように四元素はこの世界を構成する最小単位なので、この世界にあるものはこれらの四元素から作ることができます。まさに魔術ですね。しかし、逆に言うとこの世界に無いものは作れないんですよね。何か四元素以外のものを持ってきて魔法のようにとんでもないものを作ろうとはしていないのです。今あるもの、できる範囲でこれから何かを作ろうとしている絵なのです。

 ここからなんとなくカードが伝えようとしているニュアンスが伝わってきたでしょうか。今できる範囲で、やれることを始めてみれば良いのです。キャンプに誘われたときに道具を揃えきれないならレンタルすればいいし、なんならカップ麺とヤカンでも持っていって焚き火でお湯沸かしてカップ麺を食べるだけでもいいんです。スポーツも下手なりにまずはやってみらいいんです。イラストも高価なペンタブとか買わずに紙と鉛筆から始めたり、なんならスマホに指で描くとかでもいいかもしれません。料理も調べれば材料少なく簡単に作れるものはあります。

 まずはできるところからはじめてみましょう。

「魔術師」の教訓を投資に活かすと?

 さて、「魔術師」のカードの意味が伝わったかなと思うので、投資に活かすにはどうしたらいいかという観点で考えてみましょう。

 おそらくこんな感じでしょうか。

 投資に興味があるなら何か始めてみましょう。どうやって始めればいいかわからないなら、調べてみましょう。いくらから始められるかわからないなら、それも調べてみましょう。投資信託なら100円から始められます。

 調べ方はシンプルにWEBで「投資 始め方」とかで検索してもいいし、YouTubeとかで検索すると色々解説している動画もあります。

 

 これから始めるという方は上述のような感じでしょうが、すでに投資をやっている方だとこんな感じですかね。

 新しい投資手法に興味があるならやってみましょう。これまで投資信託しか買っていなかったのなら個別株を買ってみたり、証拠金取引でデイトレードをやってみたり。

 これまで淡々と積立しかしてきていなかったら、色々自分で分析して銘柄を選んで買ってみるとかやってみるのもいいかもしれませんね。

 いずれにせよ、始める場合は余裕資金で、リスク管理はしっかりしましょうね。投資は自己責任です!

補足のお話

 少しだけ話しがずれるのですが、関連するのでここでお話します。

 何か新しいことを始めるのってとても大変です。小さな一歩をたくさんたくさん歩んでいく必要があります。

 そんな一歩を歩めたときに自分を褒めてあげてください。どんなに小さなことでもいいです。できたことに対して褒めるのです。

 「検索窓にキーワード打ち込んだ自分偉すぎ!!」

 なんなら

 「検索するためにWEBブラウザ立ち上げた俺偉い!!!!」

 でもいいです。とにかく褒めましょう。

 誰でもそれは褒められることだよね、という大きな成功をする体験って中々無いです。ですので「こんなことで褒めていいのかな?」と思うかもしれません。ですが、そうやって小さなことを褒めていくと、ある意味成功体験を積み上げていくことになり、自信に繋がっていきます。小さな一歩と自信の積み重ねが、新しいことを成し遂げる糧になるんだと私は思います。

ういの
ういの

自分で褒めるのがむずかしければ「◯◯したので褒めてください」ってマシュマロを私に送ってもらえれば褒めますよ!!!

 ちなみに、今回のこの記事を読んで「そういう話なら投資のこういうところに活かせるのでは?」という他のアイデアが出てきた方もマシュマロでメッセージ送ってもらえればと思います。

動画

 動画でも同様の内容を解説していますので、もしよければ見てください。

さいごに

 いかがだったでしょうか。タロットについて初めて聞いたという方は、投資以外にもこの考えが活かせるのでは?と思ったかもしれません。まさしくその通りで、いろんなことに応用してみてください。

 投資に興味があった方はどうだったでしょうか。あるいは、これから投資を始めようという初心者ではなく、中級者以上の方もこの記事を見ているかもしれません。投資の幅はとても広いです。すでに中級者以上であっても投資についてまだまだ興味がある範囲があるのではないでしょうか?例にも挙げましたけど「今までは投資信託しか買って来なかったけど実は個別株にも興味があるんだよね…」とかいらっしゃるかもしれませんね。この記事をきっかけに、そのことについて調べたり、実際に投資の幅をひろげてみたりするといいかもしれません。皆さんの何らかのきっかけになれば幸いです。

 次回は2番の女司祭のカードになります。次の記事も楽しみにしてください!

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